Instagram(インスタグラム)が凍結された時の解除方法|原因の確認から異議申し立て、解除できない場合の対処法まで解説

Instagram(インスタグラム)が凍結された時の解除方法|原因の確認から異議申し立て、解除できない場合の対処法まで解説
Instagram(インスタグラム)は個人のみならず企業広報やマーケティングで広く活用されており、アカウント凍結(アカウント停止)に至ると多額の損害が出る恐れがあります。アカウントが利用できないと気付いた場合、どうすれば利用を再開できるようになるのでしょうか。
 
ここでは、インスタグラムアカウントの状況を確認する方法から、凍結解除のための異議申し立ての手順、そして再発防止のために知りたいアカウント停止の原因を解説していきます。
 
【アカウント凍結・凍結対策でお困りの方へ】X(旧Twitter)やYouTube(ユーチューブ)のアカウント凍結・停止についても別の記事で解説しています。詳細は下記をご覧ください。
 
X(旧Twitter)凍結の解除方法・異議申し立て例文と解除されない時の対応を徹底解説
YouTubeの異議申し立てとは?著作権申し立てを受けたときの対応手順と例文
 

この記事のポイント

  • 【結論】Instagramのアカウントが凍結された場合は、停止から14日以内に異議申し立てを行うことが重要です。
  • まずはアカウントステータスで状況を確認し、本人確認や必要書類を提出して審査を受けましょう。何度申請しても解除されない場合は、専門家へ相談することも検討してください。

インスタグラムアカウントで凍結の疑いがあるときはステータスを確認する

Instagramを開いたら急にログインできなくなった、あるいは投稿やコメントの反応が急に落ちたという場合、まず思い浮かぶのは凍結かもしれません。しかし、実際に凍結(アカウント停止)状態になっているのか、それとも一時的な機能制限にとどまっているのかは、見た目だけでは判断しにくいものです。
 
こうしたときに役立つのが、アプリ内で確認できる「アカウントステータス」という機能です。心当たりがない場合でも、まずはこの画面を開き、自分のアカウントが今どのような状態にあるのかを客観的に把握することから始めましょう。
 

アカウントステータスの確認手順(アプリ内メニューからの操作)

アカウントステータスは、プロフィール画面右上にある3本線のメニュー(ハンバーガーメニュー)から確認できます。
 
メニューを開いたら「設定とアクティビティ」を選び、画面を下にスクロールすると「アカウントステータス」という項目が表示されます。ここをタップすると、現在のアカウントの状態が一覧で表示されるしくみです。
 

グリーンマーク・レッドマークの意味

アカウントステータスの画面では、各項目にグリーンまたはレッドのマークが表示されます。
 
すべての項目がグリーンのチェックマークになっている場合は、とくに問題のある制限は受けていない状態です。
 
一方、レッドマークがついている項目は制限対象です。その項目の右にある「>」をタップすることで、制限の詳細な内容を確認できます。ここで初めて、投稿の削除やコメント機能の制限など、具体的に何が起きているのかが分かるようになっています。
 

凍結解除(アカウント停止)は14日以内に異議申し立てをする

Instagramアカウントの凍結(停止)を解除するための異議申し立ては、停止されてから14日以内に手続きを行わなければなりません。期限が経過すると、アカウント自体が削除されてしまう恐れがあります。
 
心当たりがない停止であっても、まずは早めに申請を済ませておき、そのうえで原因を整理していく方が結果的にスムーズに進みます。
 

インスタグラムの凍結(アカウント停止)を解除する手順

Instagramアカウントが凍結(停止)された状態から復旧するには、決められた手順に沿って異議申し立てを行う必要があります。
 
ここでは、ログイン画面が表示された時点から実際に申請を送るまでの流れを、順を追って説明していきます。
 

停止メッセージから「これは誤りだと思われる場合」のリンクを開く

凍結された状態でログインを試みると「このアカウントは停止されました」といった通知画面が表示されます。この画面には、停止に至った理由の概要とともに「これは誤りだと思われる場合はお知らせください」といったリンクやボタンが用意されています。
 
まずはこのリンクをタップし、Instagram側に対して異議を申し立てる手続きを開始しましょう。アプリ内に異議申し立ての画面が表示されない場合は、パソコンやスマートフォンのブラウザからInstagramヘルプセンターの「アカウントの停止または無効化」ページにアクセスすることで、同様のフォームを開くことができます。
 

異議申し立てフォームに必要事項を入力する

リンクをタップすると、異議申し立て用のフォームが表示されます。ここでは氏名、登録しているメールアドレス、Instagramのユーザーネーム、携帯電話番号といった基本情報の入力が求められます。
 
続けて「このアカウントの停止に関して異議申し立てを行いたい理由」を記載する欄が用意されており、思い当たる原因や、規約に違反していないと考える根拠を具体的に記載しておくと、審査側に状況が伝わりやすくなります。入力内容に誤りがあると審査が滞る原因になるため、送信前に一度見直しておくと安心です。
 

本人確認写真を撮影して送信する

フォームを送信すると、Instagramから本人確認の手続きを案内するメールが届きます。メールには認証コードが記載されているため、まず白紙にその認証コード、氏名、Instagramのユーザーネームを手書きで記載します。
 
次に、その紙を持った状態で、紙を持っている手と顔全体が同時に写るように撮影します。このとき、紙に書いた文字がはっきり読み取れること、部屋の照明が十分に明るいこと、画像がぼやけていないことの3点を確認してから撮影するとやり直しを防げます。撮影した写真は、Instagramから届いたメールに返信する形でそのまま送信します。
 

ビジネスアカウントの場合は事業を証明する資料も準備する

事業用アカウントやプロアカウントが停止された場合は、本人確認写真に加えて、事業の実在性を示す公的な文書の写しの提出を求められることがあります。具体的には、
  • 事業許可証や確定申告書の写し
  • 法人の登記事項証明書
  • 公共料金の領収書
  • 事業で使用しているドメインの登録証明書
上記が該当します。
 
これらの資料は担当者や役員個人の身分証明書とは別に用意する必要があるため、あらかじめ手元にあるかどうかを確認しておくと、審査の依頼を受けた際にスムーズに対応できます。
 

審査結果の通知を待つ

必要な情報や書類を提出したあとは、Instagram側での審査を待つ段階に入ります。審査には自動判定と人による確認が組み合わされており、結果が届くまでの時間は状況によって異なります。この間にInstagramから追加の情報提供を求めるメールが届くこともあるため、登録しているメールアドレスの受信箱をこまめに確認しておくとよいでしょう。
 
審査の結果、問題がないと判断されればアカウントへのアクセスが元に戻り、通常どおり利用できるようになります。
 

インスタ凍結の主な理由である「コミュニティガイドライン違反」の内容

Instagramのアカウント停止の多くは、Meta社が定めるコミュニティ規定への違反が理由とされています。この規定は「本人確認性」「安全性」「プライバシー」「尊厳」という4つの価値観にもとづいて作られており、違反したと判断された内容によって停止の対象が変わってきます。
 
ここでは、ユーザーに悪意がないにもかかわらずアカウントが停止された場合を考え、Instagram運営側の判定として多いものを紹介します。
 
※参考:Instagramアカウントの停止について(Instagramヘルプセンター)コミュニティ規定(Meta)
 

スパム行為(誤検知含む)

規定では、実在する人物や組織であるという本人確認性を損なう行為の一つとして、スパム行為を明確に禁止しています。短時間に大量のフォローやいいね、同一内容のコメントを繰り返す操作は、自動化されたシステムによってスパムと判定されやすくなります。
 
通常の利用の範囲内であっても、一時的に投稿数やアクション数が急増した場合には、誤ってスパムと検知されてしまうこともあります。
 

なりすまし行為(誤検知含む)

本人確認性に関する規定では、他人や他の組織になりすましてアカウントを運用する行為も禁止の対象です。有名人やブランドの名前を無断で使用したアカウント、実在の人物を装ったプロフィールなどは、これに該当すると判断されます。
 
一方で、複数の担当者が同一のビジネスアカウントを運用しているだけであっても、ログインの挙動が不自然だとシステムに判断され、なりすましと誤って検知される場合もあります。
 

誤情報の拡散

安全性に関する規定のもとでは、健康や選挙など公共の利益に関わる分野で、誤った情報を広める投稿への対応が定められています。事実に基づかない医療情報や、社会的に混乱を招く恐れのある不正確な情報を投稿すると、投稿の削除やアカウントの制限につながる可能性があります。
 

ほかの利用者からの申し立て

コミュニティ規定は、利用者同士が互いの尊厳を尊重し合うことも重視しています。嫌がらせや誹謗中傷にあたる内容が他の利用者から報告された場合、Meta社側で内容を確認し、規定への違反が認められればアカウントに制限が課されることがあります。
 

そのほかのコミュニティガイドライン違反

上記以外にも、暴力的な表現や危険な団体に関する内容、プライバシーを侵害する個人情報の無断公開など、コミュニティ規定が定める多岐にわたる項目への違反が停止の理由になることがあります。規定は継続的に見直されており、該当するかどうかの判断は個々の投稿内容や状況によって異なります。
 

インスタの異議申し立てから凍結解除までにかかる期間の目安

異議申し立てを行ったあと、多くの方が気になるのは「あとどれくらい待てば元に戻るのか」という点ではないでしょうか。Instagramの審査プロセスでは自動判定と人による確認が組み合わされており、制限の種類によって解除までの時間には大きな差があります。
 
ここでは軽度な制限と重い違反によるアカウント停止、それぞれの目安について整理していきます。
 

軽度な制限(一時的なスパム判定)の解除までの時間

大量のフォロー・いいね・コメントなど、スパム行為に近い操作を行った場合の制限は、システムによる自動検知が中心となるため、比較的短時間で解除される傾向があります。多くの場合は24時間から48時間程度、操作を控えて通常の利用ペースに戻すだけで自然に制限が解除されるケースも見られます。
 
ただし、同様の操作を繰り返すと制限期間が延びたり、より厳しい措置に切り替わったりすることもあるため、解除された後の運用にも注意が必要です。
 

コミュニティ違反による停止の審査期間

一方、コミュニティガイドライン違反やなりすまし、著作権侵害などを理由としたアカウント停止の場合は、人による審査が入るため時間がかかりやすくなります。異議申し立て後、まず自動応答が数日以内に届き、その後の本格的な審査には数日から2週間程度、内容が複雑なケースでは1か月以上を要することもあります。
 
審査の進み方は個々のアカウント状況や違反内容の重さによって変わるため、一律の期間を保証できるものではありません。
 

申請してもすぐに結果が出ない理由

異議申し立てを送ったにもかかわらず結果がなかなか届かないと、不安になるのも当然です。この背景には、申請件数に対して審査担当者の人数が限られていることや、本人確認書類の内容に不備があり再確認が必要になっていることなど、いくつかの要因が考えられます。
 
とくに、本人確認書類の写真が不鮮明だったり、氏名の表記が実際のプロフィールと異なっていたりすると、審査がスムーズに進まない一因になります。まずは提出した申請内容に不足や誤りがないか見直しましょう。
 

異議申し立てをしてもインスタグラムアカウントの凍結が解除されない・返信が来ない場合の対処法

期限内に異議申し立てを行っても解除の連絡が来ない、あるいは同じ内容のメールが繰り返し届くだけという状況に陥る方も少なくありません。ここでは、再申請前に確認したいポイントと、それでも解決しない場合に検討したい選択肢について解説します。
 

再申請時に見直すべきポイント

再度申請を行う前に、まず本人確認書類がガイドラインに沿った形式で提出できているかを確認しましょう。書類の氏名や写真が不鮮明であったり、プロフィール名と一致していなかったりすると、審査側で本人確認が完了できず停止扱いが続いてしまいます。
 
また、申請フォームに入力した内容に事実と異なる記載がないか、認証コードを正しく記載できているかも見直すべき点です。焦って同じ内容のまま何度も送り直すよりも、一度内容を整理してから再申請する方が結果につながりやすくなります。
 

Meta Verifiedなど公式サポート活用という選択肢

Instagramには通常の異議申し立てフォームのほかに、Meta Verifiedといった有料の認証サービスに登録することで、優先的なサポート窓口を利用できるしくみも用意されています。ビジネス用途でアカウントを運用している方にとっては、こうした公式のサポート経路を検討することも視野に入ります。
 
ただし、加入すれば必ず解除されるというものではなく、あくまで問い合わせの優先度が上がる程度の位置づけである点は理解しておく必要があります。
 

繰り返し異議申し立てをするのは逆効果

Instagramの凍結で同じ内容の異議申し立てを短期間に何度も送信すると、システム側から不自然な操作とみなされ、審査がさらに後回しになったり、別の制限が追加されたりする可能性があります。
 
とくに「なぜ凍結されたのか分からない」という状態のまま闇雲に申請を続けると、原因を取り除けていないため結果的に堂々巡りになります。
 
何度も申請しても状況が変わらない場合や、アカウントがビジネスに直結しており早期の復旧が求められる場合には、自力での対応にこだわらず、行政書士など専門知識を持つ第三者に相談しましょう。内容証明郵便の送付など、実効性のある対応ができます。
 
関連記事:内容証明郵便を行政書士に依頼するには?費用・流れ・できることを徹底解説
 

まとめ

Instagramの凍結(アカウント停止)は、スパム判定やなりすまし、コミュニティ規定違反、あるいは他の利用者からの申し立てなど、さまざまな理由で発生します。アカウント利用再開にあたっては、停止から14日以内に異議申し立てを行い、本人確認写真や必要に応じた事業証明資料を提出しなければなりません。
 
原因が分からないまま何度申請しても解除されない、あるいはビジネス用アカウントで早急な復旧が求められるといった場合には、自力での対応にこだわらず専門家に相談しましょう。国内最大の行政書士検索サイト「申請Navi」では、SNSトラブルや契約書対応など、状況に応じた行政書士を分野・地域から探すことができます。

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この記事の執筆・監修者

氏名:遠藤 秋乃
行政書士・司法書士資格保有

経歴:

大学卒業後、不動産会社で4年・メガバンクの融資部門での勤務2年を経る。

2015年~2016年にかけて、司法書士試験・行政書士試験に合格。知識を活かしてさまざまな分野の相談に200件以上対応。

入管手続き、相続、企業法務、事業承継などさまざまな分野について最新事例の調査・研究を進め、行政書士資格保有者の立場から、読者に良質な情報をお届けしています。